2006年03月03日

北海道が面白い part.1


札幌雪祭りが行われている2月9日から11日まで、猛吹雪の中、厳寒の北海道をうろちょろしてきました。以下、そのご報告です。十勝の新得町で宮嶋望さんが経営しておられる共働学舎新得農場は、21世紀の日本のあり方を考えるとき、貴重なモデルになるように思います。

氏は米国のウイスコンシン大学で酪農学を学び、1978年、卒業と同時に北海道・新得町に入植し、電気も水道もない広々とした山林80町歩を開拓し酪農を始めました。そこでは、登校拒否、ニート、ひきこもり、サリドマイドの人など、さまざまな障害を抱え、社会で存在意義を見つけることができない約60人の人々が、牛の世話をしたり、チーズを作ったり、家具を製作したり、小屋を建てたりと、すべて自給自足で元気にいきいきと働いています。大型機械には眼もくれずすべて手作業で、それで経営が成り立っているのです。

5年前に訪問したときとは比較にならないくらい、さまざまな建物が手作りで建てられているのにはびっくりしてしまいました。

宮嶋さんがマザー・テレサと会っていろいろ話をしたとき、「このあと年をとったら、アフリカやアジアに出かけていき、困っている人を助けてあげたい」と言ったそうです。するとそれまでニコニコしていたマザーの顔が、180度ころっと変わり、ものすごく厳しい顔になり「いま世界で一番癒しを必要としているのは日本の子供です。あなたがやることは日本でやるべきことです」と言われ、宮嶋さんはすっかり目が覚めたそうです。  

Posted by (株)トータルヘルスデザイン会長 近藤洋一 at 11:20Comments(0)出張