2006年03月04日

北海道が面白い part.2


宮嶋さんは米国で頭にカチンと来たことがありました。農業経済の授業で教授が「君たちにはアメリカの威信がかかっている。君らの生産する農産物は国際政治におけるArms だ」と言ったのだそうです。Armsとは戦略物資という意味です。

さらに続けて「東のオイルに浮かんだ小さい船を見ろ。よく動くだろう。だが勝手に動いてもらっては困る。その行き先をリードするのはFeedだ」といったのです。Feedと言うのは家畜のえさのことです。食糧ならFoodです。

卒業前には穀物メジャーから就職の誘いがあったそうですが、氏は米国農業の後追いはできないと腹に決め、入植する道を選びました。いま日本の食糧自給率は40%、穀物自給率にいたっては27%です。
輸入穀物の3分の2は家畜飼料用の穀物です。日本の食糧は自給能力を欠いていま大変なピンチに直面しているのですが、30年前から仕組まれたシナリオにのっていたというわけです。

共働学舎・新得農場は21世紀における日本の一次産業のあり方を考えるとき、一つのモデルになるのではないでしょうか?  

Posted by (株)トータルヘルスデザイン会長 近藤洋一 at 16:13Comments(0)出張